新潟旅行記☆歴史ある杭州飯店のラーメンはどう?メニューは?

新潟旅行記

新潟の超レジェンド店、杭州飯店(こうしゅうはんてん)。
煮干×背脂のご当地ラーメン「燕三条背脂ラーメン」の元祖「福来亭」を継ぐ有名店です。

一人旅だと絶対行かそうな店なので、今回夫が行きたいという事で行ってみました。店内は広くテーブルに小上がりで老舗の食堂の様な雰囲気。

お昼は並んでいるとのことだったので、少しずらして1時過ぎに行ってみました。中はすごく混んでいましたよ。

メニューは多く、麺類は中華そばに麻婆麺、タンメン、五目そばなど。チャーハンや中華丼に餃子、牛すじ煮込みまであり、ラーメン店ではなく「飯店」です。

「中華そば(ラーメン)」
小ぶりの丼にたっぷりの背脂、刻み玉ねぎ、チャーシュー、メンマ。麺はたっぷり入りスープの上に盛り上がっています。

燕三条って金物とかがすごく有名ですよね。職人が集まっているというイメージがあって、そういう文化からこういったラーメンができたんだな~と歴史を感じます。

燕市は、古くから洋食器の製造が盛んな土地で、背脂ラーメンは工場で働く人達への出前として生まれたとの事。暑い工場の中でたっぷりの汗をかいて働く人達のために塩分を多く入れ、その塩分の緩和とスープが冷めないようにたっぷりの背脂を浮かせたのです。そして出前ということもあり、食べるまでに麺が伸びてしまわないようにと極太麺にしたそうです。

その異端なスタイルは話題を呼び、燕市全域、隣の三条市へも広がり、メディアなどでは、新潟5大ラーメンの一つ「燕三条系背脂ラーメン」という名称が定着しました。醤油ダレを多めに使ったスープは、結構しょっぱめなのですが、たっぷりと浮いたコクと甘みのある背脂が塩分を優しく覆ってくれます。

夫が行きたいと言わなかったら、行かなかったけど、自分の好みとは違うものを食べるのって新たな発見があって楽しいです。美味しく完食できました^^

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