ダイエットしたいのは何故なんだろう？
そこにちょっとフォーカスしていきましょう。
人それぞれ、その理由が違ってきます。
私の場合、一番ダイエットに興味があったのは、中学３年生の時。
高校受験が終わってそれまでのストレスがすべて「食べる」に、はしってしまいました。
その時が、人生で一番重い体重でした。
それから高校に入って普通の生活を始めたら、徐々に戻っていきましたが、その頃からずっと体重計にのることを毎日の習慣にしてました。
大学に入ってバイトに明け暮れた日々があって、大学の勉強と必死にやっていたら、ごはんをあまり食べなくなりました。
この時が一番痩せていたのですが、なんだか肌もカサカサでしたし、キレイというより、やつれてるって感じでした。
ダイエットに成功したと思っても、もう少しでというときに停滞期がおきてしまうのはおそらく誰しもが経験するかと思います。
なぜ停滞期はおきるのでしょうか。
停滞期は人間のホメオスタシスが。。。とか
カラダがなれていないからっていうふうに本には書いてありますよね。
ダイエットに成功したと思っても数ヶ月で、数年で、元に戻ってしまった、
またダイエットしなくちゃ・・・
これの繰り返しになっている人、どれだけいるでしょうか。
ではそもそもダイエットはなんのためにしたいのでしょうか？
本来は自分のためにするものですよね。
それは本当に「自分のため」にしているものですか？
ダイエットしなくちゃって思うのは特に女性に多いです。
たとえばよくきくのが
好きな人がやせてる女性が好みだからタイプに近づくためにダイエットするとか
逆に、フラれてしまったからダイエットして見返してやるって人もいるかもしれません。
男性なら健康診断をして医者に言われたとか、病気が怖いからダイエットをするという人もいるでしょう。
たとえば最初の好きな人がやせてるタイプが好みだから、というのは
「他人と自分との比較」にあります。
つまり自分というオリジナルの本来の魅力を十分に引き出せないのはなぜかというところにフォーカスする必要が出てきます。
また、ふられてしまって見返すからダイエットするというのは憎しみとか劣等感のエネルギーからきています。
自分では「自分がこうなりたいからダイエットする」と思っていても
よくよくフォーカスしていくほどに
実は他人のフレームで自分を見ていたりすることが多いことに気づきます。
もっと深くいえば、
他人のフレームだと思っているものこそ自分自身のマインドが作り上げた虚像であり、幻想だったりします。
フラワーエッセンスだと、そんな幻想を壊すのにいいエッセンスは
サンドダラー（パシフィック エッセンス）というシーエッセンスがあります。
これは現実、真実を見られるようにサポートするエッセンスです。
エネルギーの不健全な使い方の根本原因に気づき、
自分にとって有意義なことにエネルギーを注げるように改めさせてくれます。
幻想を抱き、自分自身に枠を作って制限している人が
妄想を断ち切って、自分自身の明確な判断力を取り戻すためにいいエッセンスです。
ダイエットをマインドでしていくと
外側からの力で自分を変えようとするために歪がいつか生じてしまいます。
その結果がリバウンドであったり、
リバウンドでも現れない深いレベルのものだと病気になってしまうこともあります。
なぜなら、感情と肉体は非常につながりがあるからです。
そして健康情報番組なんかを見たりして、
病気になりたくないから、検査でひっかかって、怖いからダイエットするというケースは
「怖れ」のエネルギーでするダイエットになります。
こんなふうにフォーカスしていくと「自己否定」「怖れ」などからダイエットするケースがほとんどなのではないでしょうか。
「人からどう思われたいのか」というふうに思っているのに、それを
「自分はこうなりたい」とマインドを歪めてしまっているケースも多いかと思います。
（それが先ほど書いた「幻想」「虚像」です）
これらはすべて自分のハートから、自分のことを愛して受け入れるために何が出来るか、
ではないことに気付かされます。
ダイエットというと、
「自分からマイナスする」というイメージですが
「身体に必要なものを補い、不要なものを除去する」
というのが人間本来の生体のリズムです。
頭でわかっていても気づかされたのは薬膳の勉強をしはじめてからでした。
人間は本来は自然界で生きているのです。
自然のひとつ、なのです。
なので常に「バランス」をとって生きていくのです。
しかしマインドをもちエゴで生きるようになったため
自然は破壊されるようになっていきました。
そして本来ある自分の姿に戻る、のではなく
「他人からどう思われたい、見られたいのか」
というエゴやマインドのレベルで自分をコントロールしようとした結果
「ダイエットしなきゃ」
につながり、リバウンドを繰り返したり、停滞期がきたらダイエットをやめてしまったり、
ダイエットに成功しても無理して自分の規律を守ろうとし続けて
「健康的なんだ」と思い込んでそうしていたけど、結果的に調子を崩したり・・・
「健康にいいです」
というものは万人にそれがいいというものはありません。
一人の人でも、大きく分けても季節でそのバランスの取り方はかわってきますよね。
そして人それぞれの環境や体質があるように
食べ物一つでも、今日はこれが必要だけど、昨日は違った、というように
常にカラダはバランスをとりたがっているのです。
ダイエットは意志の力でするものだと思ってしまいがちですが、
それはダイエットに失敗したと思ったとき
「罪悪感」や「自己嫌悪」に陥る原因にもなってしまいます。
マインドがいけないというわけではありません。
ハートにしっかりつながって、マインドとハートのバランスをとり、その上で
「本当に自分はどうなりたいのか」
ということを自分にきいていくことが大切なのです。
ダイエットを意志の力だけで押し通す人は
バッチフラワーレメディでいうところの
ロックウォーターの状態に陥っている可能性があります。
自分の理想の体型や生き方を追い求め続けている人がそうです。
もちろん理想を持つことは大切なことなんですが
ともすると（バランスを崩すと）自分の我を押し通し、
我、つまりエゴであり、マインドにとらわれてしまいがちです。
このような「柔軟性のなさ」は五行であらわすと、以前も書きましたが
「金」（Metal）の性質になります。
金属が硬いように、心が硬くなり、ハートからの喜びが感じられにくくなってしまいます。
また、自己否定や自己嫌悪に陥りがち、もしくは自己嫌悪からきて
「自分を変えなきゃ」と思う、マインドからのダイエットは
本当に自分を愛して、自分が今何を求めてるのか、
ハートにつながって自分を見れないために
本当の自分とつながれなずに切り離されたように、
マインドとハートとの葛藤にさらされたりしてしまいがちです。
（厳密にいえばハートがマインドに押しつぶされてしまってる感じですね）
自分が好きになれない、受け入れられないというところからダイエットしているパターンでは
クラブアップルがあっています。
ちょっとした自分の一部分に囚われて、そこが気になって仕方ないというケースですね。
バッチフラワーでのたとえではよくニキビが気になる人なんかにたとえられたりします。
自分の外見や性格などで好きではないのでダイエットしたいというのは
遠回りのように思えるかもしれませんが
まずは自分を何故好きではないのか、
自分と本当につながれているのか、
自分を愛することを最初にしていかなければ
いつまでも同じようなサイクルの中に身をおくことにもなりかねません。
・・・というか自分がまさにそうだって今回の自己探求の旅で気づいてしまったのですが。
ダイエットをすることは自分のマインドをコントロールすることになってしまいがち。
それが多くの失敗やリバウンドの原因だったのです。
本当にハートが喜ぶことをしているかどうか、ではなく
マインドで捉えた、人から見た自分がこうありたいという
人からどうみられたいかという思考フレームに自分を無理やりあわせようとするので
自分の魂が苦しくなってしまうのです。
自分が本当に喜んで、自分が今求めている食べ物を必要なだけ食べたり、
自分が本当に喜んで必要な時に動いたりすることが自分の魂の滋養になるのが本来の姿なのです。
最初の話につながりますが
人は本来自然とつながっています。
マインドで生きてばかりいるといつか苦しくなってくるのです。
これはダイエットに限ったことではなくて
例えばアンチエイジングについても同じこと。
マインドに囚われすぎてしまっているかどうか
本当の自分のハートにきいていきましょう。
自分をちゃんと受け入れているか、自分を愛しているのかたずねてみましょう。
それは
本当に自分が内側から輝いているか
ということにも関係してきます。
人は本来、光の存在なのです。
だからマインドに囚われずにハートで生きることが大切なんですね。
例えば人からどう思われたいのかでダイエットしたり、生きることはモチベーションとしてよりよく自分を活性化させるならよいのだと思うのです。
問題はそこにあるのではありません。
「本当の自分を生きているのか」
というところにあるからです。
ヒマワリはバラになりたいとは思いません。
ヒマワリはヒマワリとしての役割を果たしています。
これは自然の大きな流れに沿ってヒマワリが生きているからです。
そこに、マインドはありません。
あるのはヒマワリそのものの愛のエネルギーです。
では、自分に本当に必要な栄養素はなんだろうとか、
そういうことは、自分の身体にきいていくのが一番です。
またこれは、今度書いていきますが新月のお願いをしたりというときなど
そのお願いが本当に自分が叶えたいものか、ということにも深い関わりがあります。
その願いはどこからきていますか？
本当にその願いを叶えたいと思っていますか？
自分のマインドからの願いかどうか自分にきいてみることが大切だと思います。
これも最初に書いたように
「マインドからのリクエスト」は宇宙は受け付けません。
宇宙が叶えてくれるのは
「ハートからのリクエスト」
なのです。
その願いは、マインドからですか？それともハートからですか？
ハートにつながったけど
たとえばこんなときはどうしたらよいのだろうか？
そう思うときももちろんありますよね。
そういうときは
身体の中の叡智に耳を傾けましょう。
自分はどうしたいのだろう、困ったとき、
自分のこれまでの経験のみならず
ハートで魂レベルでの自分につながれば
きっと身体はハートで生きるあなたのためにヒントを与えてくれるはずです。
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