変化を受け入れる、そして現実を創造すること

スピリチュアル

もしも、あなたが、スピリチュアルな世界に興味を持ちはじめていたり
何か自分にもできることをやって、
世界をよくしていきたい、
そう願い、何かこれまでとは違う変化を感じ始めているとしたら、その時の、周りの反応は様々です。

「それは素敵なことだ」と一緒に変容していく勇気を持っている人もいるでしょう。
でも、反対に、そういう考えややり方に拒否反応を起こす人もいます。
多くの人は、変化することを怖れています。
これまでずっと続けてきた生活や考え方というのは、その人にとって
とても居心地のよいものであり、それを根本的に変えるような変化は
多くの人は望んではいないからです。

もし、あなたが、自分自身のエゴを見つめて、手放そうとしたり
浄化したりヒーリングしたりしようとしたら
あなたの周りには、もしかすると
「そんなことが何の意味があるの?
怒ったり、悲しんだりすることが人間味があることなのよ」
そんな風に言う人もいるかもしれません。

もちろん、怒ったり悲しんだりすることは、
人間らしいことですが
怒りを見つめて手放していったり、
悲しみを癒したりすることも
また人間らしいことなのです。
いえ、それこそが、動物ではなく、
人間に授かった特権とも言えるのかも
しれません。
人間がすることのほとんどは、
人間らしいこと、
ですものね。

例えば、浄化やヒーリングを何か特別なものと勘違いしている人もいます。
もちろん、その方にとっては、特別なものなのでしょうが、
私にとってはエネルギーを浄化することは
毎日、歯磨きを行うのと同じ行為であり、日常です。

有機の質のよいものを食べたり、
日用品や食品から有害な化学物質を排除したり
ヨガやストレッチをして体を健康に保ったり
生活をできるだけシンプルに美しく変えて、
必要のないものはなくしたり、
日々、ヒーリングや瞑想をしたり、
平和の祈りを捧げたり、、、
今の私にとっては、
ごく自然で心地よい生活スタイルも
別のある人にとっては、とても制限された
生活スタイルであるかのように感じます。

私も例えば20歳の時に、
今の私の生活をいきなりやれと言われたら
きっと、そう感じたでしょう。
その時に、例え、浄化やヒーリングが必要だとか
周りに光を流していくだとか、誰かに言われたところで
(まあ、そういう時には、
周りにはそういう人は現れないものですが)
受け入れられなかったでしょうね。

人は変わる時には変わる。

それは、いろんなタイミングでやってきますし
人生を通じて、やってこない人もいます。
それはその人が選んだ生き方であり
その人にとっては必要なことなのでしょう。

だから、それぞれが今の自分にとってベストだと感じる
道を進んでいくしかありません。

でも、もし、これは間違ったやり方なのかも?と
自分の中の何かがささやいたら
周りの声やこれまでのやり方にとらわれず
変化を受け入れる勇気を持っていくこと。
いつでも、今の現実を変えていくことはできるのです。

でも、何かが違うと感じながら
周りの人に合わせて人の噂話をしたり、
おしゃれやグルメやダイエットや
人よりもよい生活をするのことにばかり意識を向けたり
(おしゃれやグルメやダイエットが悪いということではないですよ)
自分の内なる声を無視して、
変えようとしないのなら
たぶん、あなたを取り巻く現実は何も変わっていかないでしょう。

世界中の人々は、それぞれ違う日常、現実を生きています。
同じ日本人であっても、
同じ土地に住んでいても
その人が見ている現実は全く違います。

先日、私が経験した事について
こんなことがあることを知ってよかった~
と言ってくれる人がいる一方で
そんなことは現実からの逃避だ、とか、
人間味がないと言われる方もいました。
私たちは日々の生活をしっかり生きなければならないと。

全くその通りです。
日々の生活すべてが、
その人の精神性を現すものであることは
確かなことでしょう。
私たちの心の中に対立がある限り
本当の平和なんて訪れるはずはありませんから。

でも、100人いたら100人それぞれの日常、
それぞれの現実があるということも忘れないでください。
たぶん、私の見ている現実と、その方の見ている現実は
全く違ったものでしょう。

そういう別の現実を経験してみることで、
これまでの価値観を見直したり、
これからの人生を生き方をクリエイトしていくことができると感じるのです。

もちろん、経験してみて、自分には必要ない現実だとわかることもあります。
でも、ヒーリングをほとんど体験したことがないのに
ヒーリングは必要ないとかあるとか、
批判したり判断することはできません。
しかし、自分が理解できないもの、
経験したことがないものに対して、
拒否反応を示す人もまた多いのです。

それは自分の見ている現実しか見ようとせず
変化を怖れるから。
そして、自分の親しい友人や家族が、そのように新しい世界への
変容を始めることに、怖れを持ってしまうのです。
あなたは、もう昔とは変わってしまった、
そんな風に感じる人もいるのかもしれません。

でも、あなたの生活スタイルや考え方が変わったとしても
それはあなたの本質とは全く関係ありません。
例え、あなたの性格が変わっても、です。
私たちの本質はそういうものとは別のところにあるのですから。

もし、最初は周りが理解しなかったとしても
あなたが、自分の内なる声を信じて
それに素直に従って生きていれば、
必ず、あなたの周りに、同じように感じている人たちが現れます。
あなたと同じように、
自分の無限の可能性を試していきたい、
何かこの世界にとって大切なことをやってゆきたい
世界を少しでもよい方向に変えてゆきたいと願う人たちが。

謙虚でいることは、とても大切なことだと思います。
でも、謙虚さとは、
自分はここまででいい、自分にはこれぐらいがあっている
とそれぞれが持っている無限の可能性をあきらめてしまうことではありません。
本当の謙虚さは、
他の人や他の民族の生き方から学んだり、
吸収していく姿勢を持っていること、
そして、教えてくれてありがとう
伝えてくれてありがとう、
という感謝の気持ちがあること。
教えてくれても感謝の気持ちもなく
情報だけをとって自分のものにし
発信していくことは
これでは人への尊厳を奪っているとしか思えません。

私は、もしも80歳になっても、100歳になっても
(あくまで、そこまで生きれたらの話ですが)
自分に必要だと感じたら、それまでのやり方や生き方を
全部変えることになったとしても、
自分にとってよりよい生き方を
感謝の持ちながら選択していきたいな~と思っています。
それが「今、この瞬間瞬間を大切に生きる」ということに
つながってゆくのだと思います。

最後に私がずっと昔に出会ってから
ずっと、私の心にあって私を支えて続けたリチャードバックの言葉から。

『君たちにはいつでも選択が任されている。
別の未来、そして別の過去も』

変化していくことを怖れず
それぞれにとって望ましい現実をクリエイトしていきたいですね。

コメント