キネシオロジー マスターコース2

キネシオロジー

最初のテストでオフになったものに関して、調整するためには
身体のどの筋肉が弱くなっているかを調べる必要があります。

本間先生のところで教えているキネシオロジーでは
身体のいろんな筋肉の中でも14カ所の筋肉(14筋)を調べます。

何も考えない状態で、14筋を調べて何も反応がなくても(オンの状態)
例えば、そのストレスについて考えて14筋を調べると
いろんな筋肉が反応している(オフになる)ことがわかります。

そして、どの筋肉の力が落ちたかによって、
どこの経絡が影響を受けているかがわかり
それを調整して全体のエネルギーのバランスを取るのです。

個人セラピーでは、まず私は便秘について調べてもらいました。

私は食事の量や時間などによって、
便秘になってしまいがちなので、
普段からとても気をつけていました。
食事の内容がおろそかになっていると
便秘になるので、食物繊維をかなり意識して摂るようにしています。

でも、旅行に行くと、どうしても、
外食が多くなったり
不規則な食事になったりするので、
便秘になりがちだったのです。

大抵、便秘は2日間ぐらいなのですが、
2日目になると、やはり身体は重く感じます。
ロスに来た日から早速便秘になってしまったので
もしかして、これもキネシで調整できるのかしら~と
先生に尋ねてみました。

この14回のセラピーでは、毎回、本間先生が
「今日は何をやりますか?』
と聞いてから始まります。
自分がやりたいもの、調整したいものを何でも
試してみることができます。
実は、この自分で調整したいものを決めるということさえ
私たちの潜在意識が決めているのだと後から知りました。

さて、通常の状態で14筋を調べたら、何の反応もなかったのに
(すべての筋肉がオンの状態)
先生が「はい、それでは便秘になった状態を考えて」
と言って、その状態で調べたら、
いろんな筋肉が反応しているのがわかりました。

そして、対応している経絡を調べたら
大腸経ではなく、別の経絡でした。
なので、私のこの便秘は、大腸の働きが悪いために起こっている
いるのではないことがわかりました。

そして、その調整は、リンパ点というのを刺激するのですが
その間、約30秒。
そのリンパ点を、ごしごしとこすっただけで、それから便秘について
考えても、身体のどこの筋肉の力も落ちない状態(オンの状態)
になりました。

あっという間の調整でした。

果たして、こんな風に30秒、あばら骨のところを
ごしごしこすっただけで、この便秘そのものが治るのかしらん、
と私はその日は、かなり半信半疑でした。

ところが、その2日後から
便秘が治ったばかりではなく
いきなり、信じられないような快便になったのです。

普段、どれだけ食事や水分量に気をつけていても
ここまで、快便になったのは初めてかもしれません。
玄米や繊維質のものを食べなくても、
また食事が不規則でも関係なく
食事をする度に出てくる感じで
いや~もう本当にびっくりしました。

人の身体って、ほんと不思議でおもしろいですね~。

私の場合は、便秘の原因が食生活にあったわけではなかったので
これで調整できたのですが、
もし、食生活に問題があったり、
また特に精神的なストレスがあったりすれば
食生活を変えたり、
もとになっている原因のストレスをなくしたりしなければ、
キネシオロジーで一時的に調整したとしても、
元に戻る可能性があるのでしょう。

便秘に限らず、様々な問題をキネシオロジーで調整しても
一度で完全に調整できる場合と、そうでない場合があることが
やっているうちにわかってきました。
例えば、何かのストレスに反応していても
問題の根源が、そのストレスそのものではなく
過去に起こった小さな出来事だったり、別のものだったりすると
その根源を見つけて調整することが必要になるのです。

それでもキネシオロジーは、他のセラピーに比べると
かなり早く効果的に問題を見つけることができ
それを変えていくことができるものだなあと感じています。

 

 

 

 

 

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