Pay it Forward☆映画の意味とあらすじと感想と

スピリチュアル

先日、「Pay it forward』を見たのでその感想です。

この映画はかれこれ何年も前のものだし、
これまで、あちこちで語られているので、
内容は知っていたのですが
あらためて見てみると、また別の視点で見ることができました。

Pay it back が人から受けた厚意や親切をその人に返すことなのに対して
Pay it forwardは、その厚意や親切を別の人に渡すことです。

内容は
11歳の少年トレヴァーは、
「世界を変えるのはどうしたらいいか?を考えて、実行に移す」という社会科の課題で、
「親切の連鎖」というアイデアを出します。
まず自分が3人に対して、善意の行動を起こし、
そして、その3人に「3人の人に善意を別の人に渡してくれるように」お願いをする。
そうして行くうちに、3人、9人、27人、81人と善意の輪が瞬く間に広がっていく.
という計画。
でも、トレヴァーは、実際には計画通りにはいかないことに落胆をします。
そうしているうちに、周りでいろんな変化が起こってくるのです。

やっぱり、子役のハーレイ・J・オスメント
素敵です。
この瞳に参ってしまいます。
この子の演技は天才的ですが、役者魂も素晴らしく
この映画の中でヘレンハントが彼をぶつシーンでは、
本当に自分を殴ってくれと監督にお願いしたんだそうです。
(それは却下されたそうですが)

さて、この内容なのですが

この映画では「その人の人生にとって、本当に助けとなるような行いをする」
ということでしたが、
一方で、人が変わるのはその人自身の決断でしかないということも事実。
映画の中で「人生をfix (修正)する」という言い方をしていましたが
人の人生を修正することなんて、いくら親であろうと、夫であろうと
できないことなんです。

もちろん、主人公のトレヴァーは、純真な心で、
学校の先生と自分の母の仲を取り持とうとするのですが
これだって、本当にそれが二人にとってよいかどうかは
誰にもわかりません。
この映画の中では、二人ともそういう気持ちがありながら
行動に移せない部分があったので、
彼がそういう風に取り持ってくれたことは
よかったのでしょうが、
場合によっては、いらぬおせっかいということも起こります。

またトレヴァーはホームレスを家に呼んで、
食べ物やお金を与えるということを
やるのですが、実際はそれで立ち直る人と、
逆に立ち直れなくなって、
ますます働かず人に頼ってしまう人も
いるかもしれないということ。
(それでもホームレスのために、
何かをやろうとする気持ちそのものが大切で
何もしようとしない人よりは、
何万倍も素晴らしいですが)

あの人のためにこうすることがいいだろう、としてやったことが
本当は全くいいことにつながっていないなんてことは、よくあります。
その親切が自分のエゴから起こっている場合は、なおさらです。

だから、人に対して何か親切にしたり、助けたりする際に
最も大切なことは、一切の見返りを期待しないということ。
例え、自分にやったことで相手が何も変わらなかったからといって、
落胆するのは、心のどこかで、私はこれだけやったのに、
と見返りを求めていることなのです。
一生懸命やったのに、
相手が全く変わらなくても、
また感謝されなくても、それでよし、
いつかわかってくれるかも、
ぐらいの気持ちでいることが
大事だなあと思うのです。

と、いろいろ難しく考えるのはやめることにして、
「人生を変えるような大きな助けを3人に対して行う」
というよりも、日常で人に親切にすること
という方が、もっとわかりやすいし、
誰もが実践しやすいのではないかと思います。

別に特に困っている人を見つけてきて
親切にするという必要もありません。
アメリカだと例えば、
目が合った人に微笑みかけるとか
買い物の際にレジの人に、
よい1日を♪と声をかけるとか、
ほんの小さなことができるんだけど
これを日本でやったらちょっと引かれるかな~
アメリカではすごく自然な事なんですけどね。

私は今日本に住んでいるので
ここまではできないけど、
夫といつも話しているのは
ご機嫌でいるようにすること。

私も夫も赤ちゃんじゃないので
誰かにご機嫌をとってもらうのではなく、
自分で自分のご機嫌をとるようにしてほしいと言っています。
ここを読んでいる人はきっと赤ちゃんではないと思うので、
(赤ちゃんは字を読めませんから、、、)
自分で自分のご機嫌をとってもらえればなぁと。

ご機嫌でいられたら、その日、気分がよくなって
会社でニコニコしていたら、その周りの人も
心が和んで、その結果、仕事がスムーズに行ったり、
家に戻って、家族と楽しく過ごせたり。
反対に、あなたの夫に不機嫌な態度を取ったら
彼は会社で不機嫌になり、その結果、その部下も、
また部下の家族も嫌な思いをすることになるかもしれないわけで、
そういうことの連鎖で、
いろんなことが起こっているのだと思います。
つまり、すべてのことは私たちが直接関わる人との問題だけではないのですね。

その日、自分がどれだけ周りに暖かなエネルギーを与えることができたか、1日を振り返ってみるのもいいと思います。

ご機嫌でいられない人が
世界の平和なんて訴えることはできませんもの。
(これは自分自身に言い聞かせている言葉ですが、、)

もし、できていないと感じても、
それで自分を責める必要もなく
早速今からやってみればいいだけのこと。

そして、みんながそんな気持ちで、
暖かなエネルギーを持っていたら
本当に世界は変わります!

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