キネシオロジー マスターコース5

キネシオロジー

3週間のゼミの間、先生から受ける個人セラピーだけでなく、
私たち3人のゼミ生同士でもセラピーを行うので、
いろんなことを試してみることができます。

キネシオロジーでのセラピーのいいところは、
テストしてもらう内容について、テストする人に詳しく話さなくても
いいというところです。

カウンセリングなどとは違うので、検査する人は
される人の問題を詳しく知らなくてもできるので
あまり人に言いたくないような問題であっても、
検査して、調整することができます。

と、ゼミの後半になるにつれて、だんだん調整するものがなくなってきて
ある日、私は今日のセラピーに何をやってもらうべきか、
よくわからなかったので、
今日調整するべきものを、潜在意識に聞いてみることにしました。
身体のことや、仕事のこと、これから住む場所のこと、人間関係、
私の使命について、
などなど、書いてみたリストのテーマを心の中で言いながら
先生にそれぞれの筋肉の反射を調べてもらいます。

でも調べてみたら、どれも私にとって今、
調整する問題ではないということがわかりました。

と、先生が
『こういう時は、もう過去にしか問題は残されていないんだよ』

ということで、また1年前、5年前、、、と調べてゆきます。

そこで筋力が落ちたのは、何と○○年前!
これは私が3歳の時でした。

その頃のことなんて、どう考えても思い出せません。

それで、先生が
「その頃、周りにいた人は誰?」
というので、父と母、兄と答えると
「○○年前、父」「○○年前、母」「○○年前、兄」
と言いながら、筋肉のテストをしました。

すると、父で筋力が落ちました。

先生は「それでは3分間、その頃のお父さんのことを考えて』
と言って部屋を出ていかれました。

その頃、父のことでストレスになっていることなんて。。。?
私は父の事はいろいろあったけど、癒しはもうできているものだと思っていました。
でも、ふっと以前、母が、その頃、父の仕事が忙しくて
母はいつも一人で私を育てて、寂しかったと
話してくれたことを思い出して、
試しに、いくつかのことを仮定してテストしてみることにしました。

『○○年前、父と母がけんかしたこと』
『○○年前、父が家にいなかったこと』
『○○年前、父に怒られたこと』

これで引っかかったのが、『父が家にいなかったこと』
だったのです。
どうやら、3歳の頃の私は、家に父がいなくて
寂しい思いをしていたようでした。

でも、潜在意識が記憶していて、そのことに反応している以上
やはり調整しておくことにしました。

以前、読んだバーバラブレナンの本に書かれてありましたが
こういう幼少期の想いは、大人になってからも
いろんな形で、考え方や感じ方に影響を与えてしまうのでしょう。
(例えばいつも孤独を感じてしまうとか
いつも充分に愛されていないと感じてしまうとか)
このことが、これまでの私にどういう影響があったのかは
わかりませんが、そういう想いは出来るだけ手放しておくに限ります~

この日、調整に使ったのは、メタファー。
メタファーとは経絡に対応する言葉で綴った
質問形式の文章です。
この質問の内容を聞きながら考えているだけで、
経絡の乱れが調整されるという不思議なものです。

と、この日の調整のメタファーは、私が作成したものを使ってくれました。
先生はメタファーの作成について教えているわけではないのですが
ある日私が先生に『これって自分で作った文でも効くのですか~?』
と尋ねたので『それじゃあ作ってみればいいよ』
と言ってくださったのです。

こういう風に何でも私たちの好きなようにやらせてくれるが
本間先生の素敵なところなのです。
そして、けして答えを言わない。
あくまでも、私たちの学びを尊重してくれます。

自分で作った文章で、果たして自分自身へのセラピーができるのか
最初は疑問でしたけれど、それで14筋力のテストをしたら、
ちゃんと調整されていました。

調整の後、私は、父がいなくて寂しい思いをしていた
幼い頃の自分を意識の中でしっかりとハグしているイメージが
湧いてきました。
これはメールセッションでクライアントさんに教えている内容ですが
キネシオロジーでも確認ができたのでとても安心しました。

これで、私の幼少の頃の想いは癒されたのでした~^^

 

 

 

 

 

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