タントラの呼吸法☆セクシャリティ&官能性

スピリチュアル

New Life Expo 2日目。
この日は、レクチャーを5つ受けてきました。

全部は書ききれないですが、いくつかご紹介しますね。

3)『Sexuality & Sensuality(セクシャリティ&官能性)

これは、5人のタントラのエキスパートが、
それぞれタントラについて語り、
ディスカッションするというもの。
タントラについては、とても一言では語れないので、
また今度、詳しく書いてみたいと思いますが、
古代インドの愛の哲学、
スピリチュアルなセックスについての教え、
という感じでしょうか。

参加者も老若男女、たくさんの方が参加されていました。

先生の5人のうち4人が女性、
タントラだけでなく、瞑想やヨガのティーチャー、タンゴダンサーなど、それぞれに素晴らしい方たちでした。

それぞれがタントラに目覚めたきっかけも経験もばらばらで
一人は何と9歳の時に、死に至る病のベッドの上で、
初めてタントラを経験したということで
まだセックスを経験していないうちにタントラによって、
死なずに生き延びることができたのだそうです。
また、ある方は、仕事もライフもすべて成功していたのだそうですが、
身体を壊し、ある時、友人に誘われたタントラのレッスンによって、
身体も生き方もすべてが変化したのだそう。

タントラとはArt of Sexだと言われていました。
それは、自分の魂とのつながり、そしてパートナーとの完全な一体感とともに
神や宇宙とのつながりを意味するとのこと。

このタントラの具体的なテクニックに関しては、
レクチャーですので、ほとんどやらなかったのですが
やはり大事なのは呼吸法。
そして、それぞれのチャクラを意識し、コネクトすること。

性エネルギーが高まり、第2チャクラが開き、
胸のチャクラとつながり、それが第6チャクラ(第3の目)へと上昇し、
そして上からの宇宙のエネルギーとつながってゆく。

そんな話を先生方が行った後、質疑応答の時間があるのですが、
あるおじいさんが手をあげて

「さきほどからチャクラ、チャクラと言っているが
一体、チャクラって何なんだ!
What the hell is that!」

と半分、怒ったように質問したのが、会場でうけていました。

考えてみれば、あらゆる人を対象としたセミナーなので
そういう質問が出てきてもおかしくないですよね。

そこにいた参加者が、みんなヨガやスピリチュアルなワークを
やっているとは思えませんし
チャクラなんて、聞いたこともない人もいるでしょう。
そもそも、セックスの講義と聞いて、ただ単に
セックスのテクニックや何かに関することだと勘違いされて
参加している人もいたかもしれませんしね。

チャクラやタントラ以前の問題で
自分のパートナーと、親密でオープンなコミュニケーションができていなければ
スピリチュアルなセックスなんて、到底望めませんし
また自分の中の不安や恐れを手放すことや
エゴを手放していくことも大切。

先生方は、チャクラについて簡単に説明した後
とにかくまずはワークショップに参加してみてくださいと、
そのおじいさんに話していました。

それにしても、こんなおじいさんでも、これから
性について新たなことを学ぼうとしているのですから、
とても素晴らしいことだと思います。
アメリカのいくつになっても学ぼうという姿勢が私はすごく好きです。
年齢は関係ないですよね。

先生方も言われていましたが
愛とセックスに関して、私達の多くは何も
きちんとした教育を受けていないのですものね。
それは、これまでの文化的背景やいろんなことが要因なのですが
今からの時代は、愛とセックスに関して
誰もがきちんと学んでいく必要性を感じています。

この5人のティーチャーの中で、
タンゴダンサ-&ヨガ&タントラの先生である
ある女性が、もうとてもとても素敵な方で
私は一目で大好きになってしまいました。

そして、彼女一人でのレクチャーがあったのですが
それもまたとてもよかったです。

彼女曰く
私たちはセックスをするように生まれてきたのです。
神からのギフトであるセックスを喜びを持って行い、
セックスを祝いましょう。

そして、まずは、相手とのコミュニケーションの大切さを言われていました。
相手と話す時に相手にタッチ(触れる)すること。
それも機械的に触るのではなく、相手の目を見て
愛を送りながら、肩でも腕でも触れること。
それだけで、エネルギーが二人の間に流れはじめること。

またfear(恐れ)にたいして、きちんと向き合うこと。
けして、まあいいか、とないがしろにしたり
自分の恐れを心の奥底にしまいこんでしまわないこと。

先日、彼女のプライベートレッスンを受けたカップルがいたそうですが
「10年以上親密につきあっていたにも関わらず
彼は彼女がどこをどう触れてほしいか、ということに
関してさえ、何も知らなかったのよ」
と言われていました。
親密な間でさえ、セックスに関してはなさないカップルもいるので、
問題は隠れてしまい、深いところでお互いがつながれない理由に
なってしまうのですね。

また、質疑応答である男性から
「パートナーがいない人が自分だけでやることに関してはどうですか?」

という質問がありましたが
それに対しても、にこやかに
「パートナーがいない人が自分でやることはよいことです。
でも、その場合もすぐにやることをやって終わらせるのではなく
自分の身体を触りながら、愛し、いたわり、ほめてあげること。
呼吸を深くして、チャクラのエネルギーを下から上につなげていくこと」
などのアドバイスをされていました。

彼女は、なんと67歳だそう。
ちょっと信じられません。
身体はまるで20代のように、ひきしまっていて、
ほんとありえない美しさと若さなのです。
エレガントであり、ピースフルで、かつ大胆で
アメリカ人特有の動のエネルギーだけでなく
静と動のエネルギーをバランスよく持っている方。

彼女のパートナーも67歳だそうですが
今でも、週に4日メイクラブをして
そのうち1日は4時間かけて行うのだそう。

「やるのは、fucking ではなく connecting (つながること)なのよ」

これはその時は感じられなかったのですが素晴らしいな~と。

お互いに触れ合い、見つめ合い、愛撫しあい
エネルギーを高めてゆく。
それぞれのチャクラを開き、コネクトして
二人の心と身体と魂が完全に一体化する。
そして、宇宙のエネルギーを受け取る。

そんなスピリチュアルなセックスをしてゆけたらいいですよね。

彼女のタントラのワークショップでは
ベルやサウンドなども使いながら、行ったりするのです。
早速、彼女の本を購入して、サインしてもらいました。

彼女の女性限定ワークショップに参加してみたので、
そちらもまとめてご紹介したいと思います~

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